当院のコンセプト
長崎クリニック浜町 漢方外来は、
「漢方を通じて、皆さまのお役に立つこと」
を理念として開設しました。
「役に立つって何?」
研究者の方なら10億人を救う素晴らしい薬の開発もできるかもしれませんが、
私1人では10万人の方を救うことすらできません。
けれど、100人の方の生活を、
少しだけ良くなるように、できればとっても良くなるように
お手伝いすることなら可能と考えています。
手の届く範囲だけ、
時間の許す限り、
診察に来られる方だけ、
そんな制限はついてしまいますが、
全身全霊で、真摯に向き合い、丁寧に、
貴方に合った最善の治療を提案させていただきます。
漢方を通じて、皆さまの人生を少しだけ良い方向へ向かわせるお手伝いをさせてください。
院長 唐田 博貴
埼玉県に生まれ、富山大学医学部を卒業し、研修医として長崎に参りました。
富山大学は日本で最も漢方薬について勉強する医学部です。
元々「富山の薬売り」で名を馳せたため、地方にも関わらず今でも複数の製薬会社が存在しています。
授業や実習で漢方に触れるうち、西洋医学とは全く異なる「病気ではなく、人間を診る」と呼べるような考え方に感動し、個人的に漢方の勉強を少しずつ続けていました。
長崎に移住してもう10年以上になります。
正直なところ……長崎に住み始めてからが人生が一番楽しいです(地元や富山の人がこれを読んでたらごめんなさい)。
楽しい時間を過ごさせて貰ううちに、他の人達が楽しい時間を過ごす為に自分も貢献したい!と思うようになりました。
本当の意味で地域の皆さまの輪の中に入れてもらう為に、自分自身も何かを提供させて欲しいのです。
そして自分が持っているものの中で最も皆さまの役に立てそうなものを考えたら、漢方に思い当たりました。
漢方のパワーはまだまだ過小評価されていると感じます。
特に働き盛りのかた、若いかたで潜在的に漢方薬で人生が好転する人はものすごく多いと思われます。
それなのに「通いにくい」「通う時間がない」というだけで漢方へアクセスできないのはとてももったいないと感じます。
私は長崎が好きです。
長崎の医療に貢献できるよう、研鑽を積み重ねて参ります。
長崎でお困りの方の役に立てるよう、頑張ります。